【10年間の旅路に終止符。寂しくて愛おしい。】プレミアリーグ第38節 マンチェスター・シティvs

サッカー戦術分析
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プレミアリーグ再開後無事に最終節を迎えられた。本当に色んな人々の力のお陰で実現した事であり、私たちサッカーファンに多くの元気や勇気を与えてくれて本当に感謝の気持ちでいっぱい。

シティホームで迎えた最終節。それはシティの魔術師シルバとのお別れの日でもある。10年間在籍したレジェンドが戦う最後のプレミアリーグ。最後のホームエティハドスタジアムでのゲーム。シルバがシティに与えた功績は計り知れないだろう。本当にお疲れ様そしてありがとうと言いたい。そして切なくて、愛おしい気持ちでいっぱいに

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そんなシルバの最後を飾るに相応しいペップシティらしさ全開の90分を見せてくれた。本当にシティを退団してしまうの?まだまだ全然トップレベルでプレーできるよ!と別れを惜しむ声は多い。この試合でもそんな声がさらに大きくなるプレーを見せてくれたシルバ。彼のプレーがシティで見れなくなるのが本当に本当に寂しい…

ライン間でのレイオフで前進

ノリッジはボール非保持になると4-1-4-1もしくは4-5-1のような配置になり中盤に多くの選手を置いてきた。そこでシティはノリッジの中盤を釣り出してライン間に大きなスペースを開けさせる狙いを持ってプレーしていた。

前半は頻繁にCBラポルトからFWのジェズスに縦パスが入るシーンが。ジェズスが一列下がってボールを引き出し彼のポストプレーを経由して3人目で前向き(レイオフ)をつくりファーストプレスとセカンドプレスを剥がしてファイナルサードへ侵入していった。

そこからはサイドからのハーフスペース侵入を中心に決定機をつくりまくる。最後はゴール前にバスを置くノリッジに対しても色んな崩しで多くの点数を奪い去った。

阿吽の呼吸

シティは相手に捕まらないために頻繁にポジションチェンジを行う。ポジションチェンジを行ってやりがちなのがポジションが被ってしまったり、配置のバランスが崩れてしまう事だが、シティにはそれが全く見られない。お互いがお互いを見合いながらポジションを入れ替えながらポジションをしっかり整えていく。シルバは定位置の左のハーフスペースに君臨し続ける以外は前線の選手は流動的にポジションを変えていく。

流動的にポジションを変えるシティ

誰がどこにポジションをとる決まりはあるようでない。即興性を持ちながらどんどんポジションを変える事でノリッジの守備の基準を定めさせない。まさに阿吽の呼吸。

ハーフタイム3人の選手を変えたシティだったが人が変わってもその阿吽の呼吸は保たれノリッジを翻弄し続けた。しっかりチームにスタイルが浸透している証拠だ。

100ゴール、20ゴール、20アシスト

HIGHLIGHTS | MAN CITY 5-0 NORWICH | Jesus, De Bruyne, Sterling, Mahrez, De Bruyne

終わってみればシティが5-0と最終節を勝利で飾った。シーズンの得点数を102ゴールと伸ばした。今シーズン優勝は逃したものの攻撃力はプレミアNo.1であり、世界でも随一の破壊力を証明した結果だろう。

そして個人成績でも大きな功績を残すシーズンに。スターリングは得点王を逃したもののプレミアリーグ20得点を奪ってキャリアハイ。その他にもアグエロが16G、ジェズスが14G、デ・ブライネが13G、マフレズが11Gとシーズン通して5人の選手が10得点以上を奪う快挙も成し遂げた。色んな形、色んな選手がゴールを奪ったことが証明される結果に。

ゴールデングローブ

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今節無失点で試合を終えたことによりGKエデルソンのクリーンシートは16試合となり、ゴールデングローブ賞を受賞した。今シーズンはCBの怪我も多くDFラインの台所事情が厳しい中だったが、終わってみればリバプールに次ぐリーグ2位の失点数に抑えた。

シティの守護神エデルソンは左足からのビルドアップ能力や、フィードに目がいきがちだが、彼のセーブでチームを救った試合も多かった。この試合もビックセーブ2本でゴールデングローブ賞に相応しい働きをしていた。

アシストキング

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そしてもう一つ大きな記録が生まれた。デ・ブライネがシーズン20アシストを達成。プレミアリーグ記録のティエリ・アンリがもつ20アシストに並ぶ快挙。新記録まであと1つまで迫るも素晴らしい記録だ。

この試合も2G1Aと大活躍。今シーズンの彼の攻撃面での働きは凄まじく、プレミアリーグでのゴール数も、アシスト数もキャリアハイの記録を叩き出し、一番油の乗った状態でシーズンを戦い抜いたに違いない。この調子のままチャンピオンズリーグでシティを勝利に導いてほしい。

さらばシティの魔術師

この試合でシティで戦うプレミアリーグが最後になったシルバ。83分ベルナルド・シウバとの交代で10年間のプレミアリーグの旅に終止符を。

シルバのプレーがもうプレミアでみれなくなるのは本当に寂しいし、切ないし、愛おしい。しかし、シティの選手としての戦いはまだ終わっていない。残すはチャンピオンズリーグ。彼のためにチャンピオンズリーグのトロフィーを掲げさせてほしい。シティの選手、スタッフもそんな強いモチベーションを持って戦ってくれるはずだ。

そしてもう一度言わせてほしい。再開後最終節まで無事にプレミアリーグの試合を全て行えたことに選手、スタッフ、そして運営を支えたたくさんの人たちに大きな感謝と賞賛を送りたい。本当に勇気と元気を与えてくれてありがとう。

また来シーズンプレミアリーグを観れることを楽しみにしています!

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