【コパ・デル・レイ】 レアルマドリーvsバルセロナ

サッカー戦術分析
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コパ・デル・レイ 準決勝 2nd leg レアルホーム
今シーズン3回目のクラシコ!この試合が終わると中2日でまたクラシコが行わます。
25日間で3回のクラシコが行われる、まさにクラシコ祭りですね。
年々クラシコのチケットを獲得するのは困難になってきている様子。クラブ会員のチケットの転売禁止はもちろん、転売が見つかると会員の資格を剥奪される。年々取り締まりも厳しくなっている。

1st leg はバルセロナホームで1-1の同点だったが、レアルがアウェーゴールを獲得しているので、バルセロナはこの試合1ゴール以上は奪わないといけない条件。レアルマドリーはスコアレスドローでも決勝進出が決まる試合である。

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レアルのホーム、エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウの雰囲気は最高!
最高のスタジアム、最高の雰囲気、最高のチームの戦い!それがクラシコ。


それではスタメンを観ていこう。

スタメン

スタメンはこんな感じですね。両チームともに似た様な配置で、4バックでアンカーがいて、インサイドハーフに2人いて、前は3トップ!が基本配置。守備の時はそれぞれのチームで違う形の配置へと変化していく。それは追って説明していきます。

メッシが40回目のクラシコ。
バルセロナ、中盤にはS・ロベルトが入った。コウチーニョは調子が上がらない様ですね。闘将ビダルベンチスタートです。アルトゥールは怪我から復帰してベンチ入りした。早く彼のプレーが観たいな!

レアルの左SBはレギロン。こちらはマルセロがベンチ。コンデジションが悪すぎる様子。ベイルもベンチで、彼はピッチ内外で色々やらかし過ぎている様で浮いちゃっている様ですね。今日もイスコはどこかへ。どうして使われないんだろう?移籍しちゃうね。いい選手なのに。28番ヴィニシウスは見るたびにどんどんよくなっている様子。恐るべし18歳。ブラジル代表も彼の様子を視察しにきた様で、セレソンデビューももう間も無くかもしれない。レアルの攻撃を牽引しているのは間違いない。

前半のゲームはレアルのゲームだっただろう。前線からアグレッシブにボールを奪い、バルセロナのゴールに何度も迫るシーンも多かった。最後のフィニッシュが…チャンスを活かせなかったレアル。フィニッシュまでのビルドアップや崩し、ボールを奪う、メッシの対策などチームで整理されていてバルセロナにストレスを与え続けていた。

それではまずはレアルのプレスを観ていきたいと思います。

レアルのプレスとバルサのビルドアップ

レアルの守備

4-1-3-2 へ変換して前線からボールを狩りにいった。モドリッチがベンゼマと並ぶ感じになりCBにプレスにいく。クロースとカゼミロは縦関係になりカゼミロが中央に入るメッシにマークについた。カルバハルデンベレにマンマーク?の様な感じで自由に動くデンベレをチェックする役割。デンベレの自由を奪っているシーンもあったが、それが仇となったしまうシーンも起きてしまった…それは後ほど。
ブスケツとラキティッチにボールが入るとプレスバックでボールを引っ掛ける。ベンゼマはこの試合よくプレスバックでブスケツとラキティッチのボールをつついて、いい守備が出来ていた。
 
 
バルサのビルドアップ
バルサのビルドアップの狙いは後方で数的優位を使ってビルドアップを試みる。ブスケツとラキティッチが落ちて数的優位を創り出す。
もう一つはカゼミロのアンカー脇を使うこと。メッシは意識してそのエリアでボールを受けようとした。
あとは個の力(質的優位)を活かすことだろう。
 
 
両チームの狙いはこんな感じだろう。前半から後半最初まではレアルの狙いが見事にハマる感じ。何度かメッシにボールが入りそこから攻撃が展開されるシーンはあったが、メッシのボールに触るシーンは少なく、ミスも多かった。モドリッチのアグレッシブなボールプレスでCBの時間を奪う。ベンゼマのプレスバックでブスケツのボールを何度も中盤で奪うことに成功し、ショートカウンターを発動させることができた。

 
そこから何度も決定機につないだレアル。
次にレアルの攻撃の狙いと、バルサの守りを観ていきたいと思います。
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レアルの攻撃とバルサの守り

レアルは前線からボールを奪いにショートカウンターを仕掛ける。もしくはバルサに自陣に押し込まれた時はロングカウンターを仕掛けられた。この試合バルサのトランジションの強度はあまり高くなく、人数をかけて攻め込むバルサに対して一気にロングカウンターでバルサのゴールに迫った。

それではここではレアルがバルサ陣内で押し込んだ時、バルサが守備ブロックを作った時の攻め方について観ていきたいと思います。

バルサの守備ブロック

バルサは図の様に4-4で守備ブロックを形成する。
S・ロベルトが右サイドへ。デンベレが左サイドに入る。ラキティッチとブスケツが横並びになって4-4の守備ブロックを形成する。スアレスとメッシはほとんど守備はしません。バルサの狙いは中央へ網を張ってレアルの攻撃を待ち受ける。受け身のディフェンス。図の黄色の四角にレアルの選手を待ち受け、そこへ入ってきたらボールを奪うのが狙いだったのかなと。前線からアグレッシブにボールを奪いにいく意図はあまり観られず、ある程度レアルにボールを持たせる形だった。
 
 
レアルの攻撃の狙い
レアルは中央を締めるバルサに対して長いサイドチェンジでサイドへ。そこからヴィニシウスが仕掛けたり、ヴィニシウスが内側に入ってSBのレギロンが上がってサイド攻撃を仕掛けたり。右サイドではバスケスが縦の突破で攻撃を仕掛けた。
そしてもう一つは図のオレンシ色のエリア。メッシとスアレスが下がらずに守備をしない為にバルサの中盤の前のエリアが割とフリーでボールを受けれる。そこを逃げ道に使ったり、サイドを展開する起点に使った。レアルの選手もそのエリアが空いていることを理解しポジションを取っていた。
カゼミロはそのエリアに入ってこない。しっかりメッシをケアしていた。また、カゼミロが入るとメッシやスアレスが入ってくる可能性があるのであえて入らなかったのかもしれない。攻撃しながら守備のことも考えていた印象だった。

レアルの攻撃シーン

クロースが落ちることでS・ロベルトを釣り出した。そこに空いたスペースへヴィニシウスが楔を受けにいきセメドを釣り出し、前へ駆け上がるSBのレギロンへフリックしレギロン前向きで仕掛けた。綺麗に崩したシーンだった。クロースの下がって相手を釣り出す動きが巧みでしたね。

レアルの攻撃を牽引する怪物18歳

見る度に存在感を増していくヴィニシウス。左サイドの攻防は非常に面白かった。

レアルの課題は最初に挙げた様にフィニッシュの質だろう。そこは決めなきゃ。というシーンも多かっただけに…どんなに試合の内容が悪くても勝ちきってしまうのがレアルらしさなのかもしれないが、そういう勝負強さは本来の強い時のレアルではないのかなと思った。

試合内容、試合運びはレアルが優勢だった。しかしワンプレーでひっくり返すバルサは流石。先制点と試合を終わらせた2点目を観ていきたいと思います。

バルサ先制ゴール!

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デンベレのボールの引き出し方(駆け引き)と動き出すタイミングが絶妙だった。
上で説明した様にこの試合レアルのカルバハルはデンベレにマンマーク気味についていた。
それを逆手にとり、人についてくるカルバハルに対して一度下がり、裏のスペースを自らつくる。カルバハルがついてきた瞬間一気に裏をとりにいきパスを受けレアルゴール深くまで侵入。
スアレスのゴールを御膳たてするアシストで先制点を奪った!

バルサの2点目

ピケがブスケツに縦パス。ブスケツが密集で受けることでレアルの選手を集める。CBのラモスも食いつく。そこで取られないのがブスケツ。すぐさまサイドに展開し、レアルのプレスを剥がす。先制点同様デンベレの動き出しが絶妙だった。CBとSBの間にタイミングよく抜け出しスルーパスを受け再びレアルゴール深くへ侵入。2点目の起点となるセンタリングを供給した。

試合の総括

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レアルに押し込まれる展開のゲームだったがチャンスをしっかり決め切ったバルセロナ。
確かに普段の様に絶対的にボールを保持するバルセロナではなかったかもしれないが、ゴールにはバルセロナらしさが詰まったゴールだった。

何回も言うが、レアルにもたくさんのチャンスがあったし、試合運びもバルサを圧倒する時間も多くあった。数日後今度はリーグ戦で再びクラシコがある!しかもレアルのホームで再び戦える!
また違った闘い方、結果になる可能性も十分にある。今シーズンのクラシコの対戦ではレアルはバルサに1勝も出来ていない。白い巨人レアルがこのままでは終わるはずがない!レアルの奮起を期待しつつすぐ行われるクラシコを楽しみにしたいと思います

試合結果 コパ・デル・レイ 準決勝2ndleg
レアル・マドリード 0ー3 バルセロナ
得点者
レアル:なし
バルサ:スアレス、スアレス、OG
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