ルベン・ディアスのプレースタイル・特徴 〜【マンチェスターシティの新たなDFリーダーへ】〜

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ルベンディアスのプレースタイル・特徴

今期リーグ戦途中からこの男がスカイブルーのユニフォームに袖を通した。ポルトガルのベンフィカからやって来た、ポルトガル代表のDFルベン・ディアスだ。

マンチェスターシティは、ピッチ内外で絶対的なリーダーシップを発揮していたコンパニの退団以降、彼の代わりとなるDFリーダーを見つけられていない。昨シーズンはラポルトの怪我、ストーンズの不調、フェルナンジーニョのCB起用など、最後までペップの求めるタスクをこなせるCBが定まらなかった。その為、どうしても最終ラインが安定せずに勝ち点を落とす試合も少なくなかった。

そこで今シーズン新たなDFリーダーを求めて、ボーンマスからレフティのネイサン・アケとベンフィカから右利きのルベン・ディアスの補強を行った。そのうちの一人であるルベンディアスについて今回は取り上げたいと思っている。

彼のプレーを一度見ると心を惹かれるサッカーファンは多いはず!ペップシティが獲得するDFなのでもちろん足元の技術はしっかりしているが、それ以上に私たちサッカーファンの心を打つプレーが彼からは多く感じられる!上手いだけじゃないディアス!そこが彼の本当の魅力かもしれない

彼がどんな選手で、彼がシティに来たことでどんな活躍、効果を生み出しているのか少しではありますが説明しようと思います!

プロフィール

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ルベン・ディアス(Rúben Dias)

・ポルトガル代表
・1997年5月14日(23歳)
・身長188cm 右利き
・CB(どちらもできる!)
・ベンフィカからの加入。ベンフィカではCBのリーダーとして、この若さで100試合以上の試合に出場経験あり!
・足元の技術はもちろん、強さ、泥臭さ!
・加入間もないが存在感は右肩上がり⤴️

何よりピッチ上で彼が放つ存在感、リーダーシップに目をひく!一度見たら彼に惚れ込んでしまうサッカーファンは多いはず!

一気にシティのDFリーダーへ

コンパニが退団して以来、マンチェスターシティのDFの中心はラポルトだったはずだ。怪我に苦しみ、最近はコンスタントにゲームに出られていない状況はあるものの、唯一ペップが絶対的な信頼を置いていたのがCBラポルトだったはず。重要なビックゲームでは彼は欠かせない存在だった。問題は彼の相方をどうするのか問題。絶不調のストーンズなのか、本職ではないフェルナンジーニョなのか、成長著しいがバルサへの帰還が取り沙汰されているエリックガルシアなのか、昨シーズンはそこが決まらないまま終わってしまった。そこへ白羽の矢がたったのがルベン・ディアスだ。ネイサン・アケもCBは出来るものの、ラポルト同様にレフティの選手。怪我の多いラポルトのバックアップとして、また左SBやボランチの経験もある器用な選手。アケもハイレベルにクレバーにDFラインでプレーできる選手であり、シティの守備力向上に間違いなく貢献している。

ディアスのプレミアデビュー戦はエル・ロコと呼ばれるビエルサ率いるリーズ戦。シティはこの試合の前の試合ではレスターに5失点を食う大敗をしており、ディアスにかかる期待は多かったはず。また雨も降り注ぐ中、相手はリーズ。非常に難しいデビュー戦のなか、試合は勝てなかったものの、ディアスは確かな存在感を放っていた。

最初はラポルトのCBの相方としてプレミア屈指のCBコンビとして大いに期待されていた。確かに彼ら二人が最終ラインに並ぶと安心感と存在感は凄まじい。守備でももちろんのこと、GKエデルソンを含んだ、彼ら3人の後方からのボール配給は世界一の精度を誇っていると言っても過言ではないプレーぶりを随所に見せていた。

しかし、ディアスの存在感は増す一方。ラポルトの相方ではなく、試合を重ねるごとにCB選びの主語はディアスへと移り変わっていく。ラポルトと誰を組ませるか?ではなく、ディアスと誰を組ませるか?へと彼の存在感とペップの信頼感は増す一方だ。

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そして彼がCB選びの主語になってきたもう一つの理由が、左右のCBをハイレベルでこなせてしまうことだ。右CBに入ればラポルトやアケとコンビを組み、左のCBに入ればストーンズやガルシアとコンビを組む。ディアスは誰とCBのコンビを組もうが、どちらのCBをやろうが一定のパフォーマンスを示せる。これが彼がCB選びの主語へと踊り出た大きな要因だ。

ディアスが生み出す効果

ディアスがシティに加わり、シティの守備力が向上していることは結果で証明されている。今シーズン、ペップシティは決定力不足に悩まされている。ペップがシティを指揮してから最低の決定力、得点力をここまで記録している一方、ディアスが入団してからシティはより強固なチームへ変貌している。

ディアスはここまでプレミアリーグに11試合に出場(プレミアリーグ14節終わった時点で)。彼が出た試合の失点数は11試合でわずか6失点。1試合平均の失点数に換算するとわずか0.54と得点力不足に悩まされているシティの今の状態でも、1点を取ってしまえばほとんどの確率で勝ち点を手に入れられてしまうほどの鉄壁となっているのだ。

チームの失点数もプレミアリーグ14節が終わった現時点(シティはまだ13試合しかしてないけど)で、リーグ最少失点を誇っている。

ここに、ペップシティらしい爆発的な攻撃力が戻って来れば、より強さを増してペップシティへと変貌を遂げるはずだ。攻撃的ではなく、より強固なニューシティへ進化する準備は整っている。さぁ前線の攻撃陣たちよ、早く目覚めるのだ!

蘇ったストーンズ!

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ディアスの加入によって一番影響をもらったのはこの男ではないだろうか?昨シーズン怪我から復帰してから、なかなかコンディションが上がらなかったストーンズ。今シーズンここまで、ルベンディアスとのCBコンビはまさに鉄壁。ペップからの信頼も取り戻しつつあるだろう。ストーンズの復調により、シティのDFラインのポジション争いは世界でも有数のポジション争いが繰り広げられている。昨シーズンCBで悩んでいたペップの頭を、また違った意味で頭を悩ませているに違いないだろう。

シーズンが終わる頃のベストCBは誰になるのか?ここも今シーズンのシティの注目すべき一つになるだろう!

彼の一番の魅力とは?

ここまでルベン・ディアスの魅力を伝えてきたが、果たして彼の1番の魅力とは何なのだろうか?現代サッカーに置いて必要な技術や身体能力をルベン・ディアスは兼ね備えている。しかし、彼の本当の魅力はそこではない。一度彼のプレーを見たらファンになってしまう、サッカーファンの心を鷲掴んでしまう何かが彼の一番の魅力ではないだろうか。

泥臭さとリーダーシップ

これが我々サッカーファンの心を鷲掴む彼の一番の魅力だと私は思っている。凛としたたたずまいで、相手のプレスをいなし、ズバッと縦パスを通す。相手のプレーの先に行く予測でさっとボールを奪う。しかし、本当にチームが危ない時にはユニフォームを汚すこともためらわずに、身体を投げ出す。彼が身体を投げ出してシュートブロックをするシーンはシティの試合を見ている人にとっては1試合に1回はあるお馴染みな光景になりつつあるだろう。最後まで諦めないプレー。何が何でもゴールを割らせない気迫のこもった守りがサッカーファンの心を掴む要因の一つだ。

そしてもう一つがリーダーシップぶりだ。プレミアリーグデビュー戦での彼のリーダーシップぶりには非常に目を引いた。シティで何年もプレーしているような、しかもピッチ上のチームメイトは世界最高レベルの選手たちがいる中で、コーチングをし続けるディアス。声を出し続け、コミニケーションをとり、時には仲間を鼓舞し続ける。本当にディアスがシティのキャプテンマークを巻いて試合をしているイメージを浮かばせてくれるプレーぶりが、もう一つのサッカーファンの心を掴む魅力の一つだ。

スケールの大きいCB

マンチェスターシティファンではなくても、ルベンディアスのプレーを是非見て欲しい。本当に心からそう思わせる選手。サッカーファンは彼のプレーから何かを感じ取れるはずだ。サッカーのスキルは申し分ないが、それ以上に彼の泥臭さやリーダーシップぶりに心を掴まれるはずだ。スケールの大きいCBが表れたな!と思えるはずだ。

泥臭く頑張っている人を応援したくなりますよね?しかもスキルも体格もある選手が一生懸命に、ひたむきに、チームの為にプレーすれば心を掴まれるはず。そんなプレーをルベンディアスはピッチで見せてくれる。

コンパニがシティから去ってから、シティにはリーダーシップを執れる選手がいなくなってしまったと良く言われるが、近い将来ディアスが左腕にキャプテンマークを巻いてプレーしている姿を見れるかもしれない。これからディアスの活躍から目が離せないし、シティが新たに進化するためのキーマンになりそうな選手だ。

加入後初ゴール!

魂こもったヘディングゴール!

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