【170回目ミラノダービー】ミランvsインテル 白熱のミラノダービー プライドのぶつかり合い!

スポンサーリンク
サッカー戦術分析
Embed from Getty Images

3位ミランと4位インテル
久しぶりの両チームが上位の状態でのミラノダービ!
チケット完売!

“ミラノダービー”でセリエA新記録を樹立! チケット完売。売り上げは過去最高
ミラン対インテル【写真:Getty Images】  現地時間3月17日にセリエA第28節の試合が開催される。イタリア・ミラノにあるサン・シーロでミランとインテルによる“ミラノダービー”が行われる予定だが、それに先駆けて前売りの時点でチケッ


やはりこの両チームが強くなくては盛り上がらないでしょ!意地と意地のぶつかり合い!
ゴール前の攻防は戦術なんぞものはない!気持ちと気持ちのぶつかり合い。
これぞダービーという試合だった。
インテルの戦術が中心になります
まずはスタメンからどうぞ!

スタメン

左がインテル 右がミラン

両チームのスタメンはこんな感じ。同じ配置。
配置の穴を見つけるインテルと対応が遅れたミラン。
それがスコアに表れ、結果に繋がった。

インテルはミランの4-3-3の配置の穴見つける戦い。
それはキックオフからはっきりしていた。
試合前からミランを分析して準備しているなと。
それが結果的に1点の僅差をものにしたインテル。

インテルの攻撃の狙い所は?

スポンサーリンク

インテルの攻撃

ビルドアップ

ミランは守備においても4-3-3でプレスをかける。
インテルは2CBとアンカーブロゾビッチでトライアングルをつくりビルドアップを試みた。
両SBは高い位置をとる配置をとった。
4-3-3のミランの配置ではアンカーのブルゾビッチがフリーになる。そこをバカヨコがマークにいくシーンが多かった。
そうすると必然的に黄色の円のスペースがポッカリ。
そこにボールを配給し、ビルドアップを成功させた。
高い位置をとる両SBがフリーになるのでビルドアップの出口として、
もしくは逃げ道として使い、攻撃の起点になった。

ミランの前線の選手はいつどこへプレスに行くのか?
誰をマークすればいいのか?
ボールを奪う時に迷子になっていたミランの選手たち。

ボールを奪うゲームモデル(どうやって奪うのか?)はなかったのか、もしくは用意していた奪い方ではダメだったのかは分からないが、とにかくインテルに簡単に剥がされてゴール前にいかれてしまうシーンは多かった。

ビルドアップの先。
インテルのゴール前の崩し。

ゴール前の攻撃

アンカー脇を使う

図の①
バカヨコのアンカー脇
を狙ってボールを受けてゴールに迫る。
先制点はベジーロバカヨコの脇でフリーでボールを受けてから生まれたゴールだった!

サイド攻撃

図の②
サイドからセンタリングをあげてゴール前の肉弾戦に持ち込んだ。
チャンネルをとりに行ったり、SBが高い位置をとるので右の3人のユニットで崩しに行った。
ここでもべシーロが起点になるシーンがよかった。インテルの右サイドの3人のユニットのバランス、コンビネーションは非常によく、何度も右サイドを突破した。

ミランとは違い守備においてもインテルは整理されていたと思う。

インテルの守り

ミランの4-3-3に対して4-2-3-1の様な配置をとってミランのビルドアップを防ぎにいった。図の様にはっきりしたマッチアップができる配置をとっていた。守備においてどうやって守るのか?どうやってボールを奪いにいくのか?ゲームモデルがはっきりしていたインテル。
攻守において準備をしてきたのが伝わった。

インテルに簡単に攻められてしまったミラン。
ミランの攻撃はどうだったのか?

スポンサーリンク

ミラン ポジションが重なる

ミランの攻撃は前半は完全にインテルに押さえ込まれてしまった。右サイドの❽スソがボールを触るシーンがほとんどなかった。後半は彼がよくボールを持つ回数が増え、ミランの攻撃は加速した。

問題は左サイド。
左の3人の関係性である。もったいないことにポジションが被ってしまうシーンが。特にkickoffしてからの数十分。IHのパケタが外に流れる。そうすると図の様に左サイドに3人が並んでしまって、自らパスコースを消し、簡単に奪われてしまった。

ポジションが被らないように改善されたが、次の問題が。
それは39番パケタはあまりインサイドでのプレーが得意ではないのかな?と思ってしまうプレー。
彼のプレーを見るのは初めてだったので、何とも言えませんが…縦パスの受け方、ターンは不得意なのかなと。縦パスをよく引っ掛けられたり、イージーなミスから奪われてインテルにボールを渡したり…

パケタはサイドでボールを受けると存在感が少しづつ。サイドでのプレーが得意なんだろうなと勝手に解釈しました。⑩チェルハノールは内に入り、パケタがサイドへ。この配置の方が攻撃がスムーズになっていたミラン。チェルハノールは細かくボールを触れるし、狭いエリアでもストレスなくプレーできる。彼も中でのプレーが好きそうだし。
最初からこれでやればよかったのではと。他に何か意図があったのかなとハーフタイムに考えていたら、パケタはハーフタイムで交代…
やっぱり闘将ガットゥーゾ監督も気になっていたんでしょうね…

プライドのぶつかり合い

ここまで戦術的な話をしてきたが、戦術うんぬんよりも、そんなことは関係ない!気持ちの闘いや!熱い熱い90分だった。キックオフから球際は当然激しく、一歩でも引けを取ればサポーターからのブーイング。点数を奪えば大合唱に爆竹、発煙筒。これぞミラノダービーというワクワクするゲームを観せてくれた!
セットプレーから4得点!
ゴール前の強靭な男たちの肉弾戦は迫力満点。


久しぶりの両チームが上位にいる状態での
ダービーマッチは非常にエキサイティングだった。
インテルが点の取り合いを制して、しかもこれで順位をひっくり返すことにも成功した!
数日前にヨーロッパリーグの敗戦もあったが、この日にかけるモチベーションは非常に高かった。入念な分析、戦術の準備をしてきたのも伝わり、見事に大一番を勝ち取ったインテル。
久しぶりにミラン、インテル揃ってCLに帰ってきて欲しいと思わせてくれた一戦だった。

試合結果
ミラノ 2ー3 インテル
【得点者】
3分 0-1 ベシーノ(インテル)
51分 0-2 デ・フライ(インテル)
57分 1-2 バカヨコ(ミラン)
67分 1-3 マルティネス(インテル)
71分 2-3 ムサッキオ(ミラン)

コメント