【改善点は伸び代】チャンピオンズリーグ グループE 第1節 バルセロナ×バイエルン【サッカー戦術分析・レビュー】

サッカー戦術分析
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早速グループリーグ開幕からビックゲームが目白押し。その中でも、バルセロナ×バイエルンのビックゲームは注目度が高いですね。

それでは今回はこの試合の振り返りを、簡単ではありますがしていこうと思います!最後までお付き合いお願いします!

メンフィスの列落ち

両チームのスタメン、配置はこんな感じ!

配置の噛み合わせとメンフィス・デパイの動きで、バルセロナがボール保持の局面で優位にボールを動かせていた。バイエルンはバルセロナにボール保持されると前からプレッシングをかける。

バルセロナの3バックには3トップがプレス。WBにはSBがプレス。中盤3人には中盤3人でプレス。バルサ陣内にボールがある時に、ライン高くバイエルンは人への意識高いプレッシングをバルサに襲いかかった。

しかしそのバイエルンのプレスをバルサの新エースであるメンフィス・デパイがひとつの解決策を示した。

メンフィスは列を降りてフリーとなりボールを引き出し、WBの上がったサイドへボールを供給し前進させるシーンを何度か演出した。またメンフィスが中盤に落ちる事で中盤ダイヤモンドになり3-1-4-1-1へシステム変形。

メンフィスが落ちる事で彼がフリーでボールを引き出す事に加えて、バイエルンのプレスのズレを生み出す事に成功。前半15分までバルセロナが効率的にバイエルンのプレスを真っ向から食らわずにボールを前進していった。

幅をとった先

試合経過と共にバイエルンのプレスにも少し変化が。メンフィスからサイドに展開されるシーンも牽制となり、バイエルンのSBは重心を後ろに下げていく。そうすると今度はバルサのWBには時間とスペースが生まれ今度はサイドを起点にプレスのズレを作り出した。

バルセロナのWBに時間とスペースが与えられるのはビルドアップ局面だけでなく、バイエルンを押し込んだフィニッシュ局面でもあった。

バイエルンは押し込まれてもベースの4バックを変えずにバルセロナの攻撃を迎え撃った。そうなるとバルセロナのWBが高い位置に上がると比較的フリーでボールを引き出せた。WBにボールが入るとバイエルンはSBが対応するので、CBとSBの間(チャンネル)が開く局面が多かったので、そこをバルセロナは使えればバイエルンの守りにもっと大きな亀裂を入れられたかもしれない。

配置の構造上生まれたWBへのスペースと時間を活かし切れなかったバルセロナ。サイドをとった後のプランはあったのか気になる点だった。

重たい5バック

バルセロナはボール非保持の局面になるとWBが下がり5バックになり5-3-2のブロックを形成した。最終ラインには多くの人がいるが、中盤がどうしても手薄になる。そこの構造をバイエルンが狙い撃ちしていった。

まずは裏抜けで最終ラインを押し下げ、相手バイタル、ライン間でボールを引き出すようになったバイエルンの攻撃。最終ラインに厚みをかければ、当然手薄になるエリアがある。この試合は最終ラインの手前が手薄に。バルセロナの最終ラインはまずは自分のエリアを守ることを最優先に。人やボールに出ることはほとんどせず、中盤のエリアは全て中盤3人の選手に任せる状態だった。

そうなると中盤3人で横幅68mの中盤のスペースを守らなければいけない状況になり、どうしてもスライドが間に合わない状態に。試合経過とともにバルセロナの5バックの重心は下がり、中盤の選手が動き回らなければいけないスペースが多くなり、バイエルンにどんどん押し込まれ、最後はサイドから中央にボールを展開され、バイタルエリアでフリーになったミュラーのミドルがゴールに吸い込まれて先制したバイエルン!

ズラすミュラー

ボールを握った時にバルセロナはバイエルン相手でも通用するシーンもあったが、ボール非保持の局面は改善しなければいけないシーンが多いように感じた。

バイエルンはボールを保持すると、後方を3-1の形、菱形でビルドアップするシーンが多かった。左SBデイヴィスが攻撃に参加し前線に厚みをもたらした。手薄になる中盤にSBデイヴィスが入ったり、中盤2人の一方が高い位置に上がりボールを引き出していった。

そしてバルセロナのプレスを一番ズラした男がミュラーだった。中央から右サイドに流れたり、右のハーフスペースでボールを引き出すことでバルセロナの左サイドのプレスを無力化していった。ミュラーが右サイドでボールに関わることで特にぺドリはプレス基準が定まらず、無駄な体力を削ってしまった印象だ。

おわり

試合は前半序盤こそバルセロナが主導権を握っていたが、徐々にバイエルンが押し込み返し、結果としてカンプノウで3ゴールを奪い快勝。

終始押し込んだバイエルンだが、ファーストプレスを剥がされ、自陣での守備はまだまだ改善の余地があると感じた。幅にボールを入れられた時にはSBがつり出されチャンネル(CBとSBの間)が結構開くシーンがあったので、そこの対応はこれからも継続してみたい局面。

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そしてバルセロナ。ボール持った時は個人のスキルの高さを伺えるシーンもあったが。ボール非保持局面になるとどうしても無力感が漂った。確かにバイエルンの圧力や、バルセロナの守備構造を理解した配置の優位性もあったが…やることは多そうだ。

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