【快速ちびっ子4トップ!】J1第24節 グランパスvsマリノス レビュー

サッカー戦術分析
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マリノス3連敗で迎えた今節!

対するは名古屋グランパス。マリノス同様に自分たちがしっかりボールを握って主導権を持ちながら戦う、超攻撃型同士の一戦となった!kickoffから目まぐるしい攻撃のやりあい!息をつく暇もなく殴り合う、エキサイティングなゲームだった!

しかし、両チームの点差に大きな差が!お互いの決定機もほぼ同じくらいあった中で何が差を生んだのか?

それではスタメンから!

マリノスはGK朴が怪我のため今節も杉本がゴールマウスを守った。扇原が累積から帰ってきた。前節先発だったマテウスは契約上グランパスの試合に出られない。今節は遠藤がスタメンに復帰した!ここで新たなスタイル。仲川が前線に!エリキが右に!これが見事にハマる!

対するグランパス。丸山キャプテンが怪我から復帰してきた!ベストメンバーを組んできた!さぁ!オープンな殴り合いの始まりだ!!!

前半kickoff!

グランパスのボールでkickoff!ボールを下げてビルドアップを試みるがマリノスのハイプレッシャーが牙を向く。相手がグランパスだろうがいつものマリノスのようだ!ハイプレスを食らったグランパスは丸山が左足で前田にボールを送ろうと裏にボールを送るがマリノスボールになる。

そこからマリノスが左サイドからビルドアップ!名古屋の右サイドのプレスの仕方に少しの穴があったんだよね。そこをkickoffから上手く突けたマリノス。後ほど詳しく解説します。

今度はマリノスがビルドアップを試みるがグランパスのGKランゲラックへボールを渡る。ランゲラックがクリアをするがこのボールが思ったよりも勢いがない。半分も超えずに失速。中盤の喜田が回収して、扇原に横パス。扇原ダイレクトで縦パスをマルコスに打ち込む!マルコスがスッとターン!それに合わせて仲川が抜けてスルーパスを受ける。快速を飛ばしてペナに侵入!後ろから吉田豊に引っ掛けられてPK獲得!僅か1分でPK獲得!

しっかりマルコスが沈めてドラゴンボールパフォーマンスを披露!

はい、ここから15分まで試合は一切落ち着きません。お互いのゴール前を行ったり来たりします。すごいスピーディーな展開へ。

4分 グラパスのCKからカウンターを仕掛けるマリノス。右サイドのエリキが爆走!ペナ前で中央にボールを供給、それが逆サイドまで流れ、最後はファーサイドの仲川がシュートを放つもゴールならず!

5分 はい、マリノス再びカウンター発動!この時の遠藤の守備がよかった。グランパスのSB宮原のオーバーラップによく付いて行ってたね!ボールを奪って今度は逆にSB宮原が開けたスペースに遠藤が走り込みカウンターを発動させた!最後は扇原のミドルシュート!

8分 今度はグランパスのチャンス!グランパスの右サイドで細かいパスを繋ぐ。中谷→シミッチ→ネットとテンポ良くボールを動かし、マリノスの目と意識をボールに集める。ネットにボールが入った時に前田が裏に抜け、GKと1対1の局面へ!GK杉本が勇敢な飛び出しで前田をゴールから遠ざける、最後はゴールカバーに入った畠中がクリア!でなんとか凌ぐ!立て続けにグランパスにビックチャンス!

9分 中谷のロングボールを跳ね返すも拾われて、ジョーが起点に今度はグランパスの左サイドからえぐられる。吉田が左サイドをえぐって、シミッチにバックパス。シミッチが逆サイドの前田へ柔らかいセンタリング!ピンポイントで前田のヘディング!マリノスDF陣ボールウォッチャーになってた!ここもGK杉本がビックセーブ!CKへ。このCKも中谷がヘディングシュートをするも惜しくもポストの脇を通過…危なかった。

この試合、この3本の決定機を決められなかったのはグランパスにとって大きなターニングポイントだったかもしれない。ここで決めていれば…。試合を通してこの3本の決定機が試合の結果を大きく左右するプレーだったかもしれない!

後もう1つあったかも!

ハイプレスをかけるマリノス!プレスをかいくぐって押し込むグランパス!

そうなるとまたマリノスがカウンターを発動する!

12分 エリキがネットのボールを中盤で奪取。マルコスが前を向き一気にゴールへ。マリノス4vs2グランパス の展開に!最後はエリキにパスを渡しシュートを放った!ここはキャプテン丸山が体を投げ出してシュートブロック!

こんな感じで本当に目まぐるしく、お互い攻撃しまくる展開に。

ここで一息。

グランパスの攻撃とグランパスがカウンターを受けちゃうメカニズム?を見ていこうと思う。この2つはセット。グランパスの攻撃力の表と裏にあるリスクみたいなものだ。

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グランパスの攻撃の表と裏

まずはグランパスの攻撃だ。ビルドアップは2CBとシミッチとネットがテンポよくボールを動かしながら行う。弾いて受け直す。止めて蹴るの質が高いので、2人の関係だけで剥がせちゃうシーンも多くあった。パスして受け直して、高い位置とって、ボールを受け直す。これだけでプレス剥がしちゃう。そこにシャビエルが落ちてきたりして、ビルドアップの時に守備の基準点をはっきりさせるのは非常に難しい。決めたとしても技術が高いから剥がされちゃうシーンも。そりゃ多くのチームも諦めて引いちゃうよね。

まぁマリノスは関係なくいっちゃうけどね!今は引いてブロック敷いても弱いから!笑。根本的に引く気ないからね!イケイケガンガンディフェンス!

この試合ではマリノスが前プレだから、そこを剥がしちゃえば簡単に押し込めちゃう。強いて言えばグランパスの左サイド、マリノスの右サイドは守備が少しね…そこから裏取ったり、SBとSHが入れ替わったりしてフリーで前向いたりしていた。

押し込んだ後のグランパス!これは表の部分!

圧倒的な人数をかけて攻撃をする。

両SBがガンガン高い位置をとる。たまに吉田は後ろに残ってたかな?CH2枚、ネットとシミッチも攻撃大好き!たまにCBの丸山と中谷も攻撃しちゃう時もある!押し込んだ時には圧倒的な人数をかけて攻撃を展開する。

ボールサイドに数的優位を作りながら、縦、もしくわ逆サイドに抜け出して仕留めるのがグランパスの攻撃だ。

マリノスも押し込まれた時の大外のSBを誰が見る問題に陥っていた。宮原には遠藤が戻ってきて対応していた。ちゃんと戻っていた気がするが。

問題はマリノスの右サイド!SB吉田と、和泉をどう守るの?がはっきりしなかったね。グランパスの右サイドでボールを動かされて、人と目を集められて逆サイドからの斜めのランニングで何度も裏を取られたね。グランパスの9分 決定機もこれだった。そして16分にも同じように和泉に裏に抜けられた。

グランパスの見事な崩しだった!普通にうまかった!これを決めていればというもう一つのシーン!

グランパスは圧倒的な人数をかけて攻撃をする。そしてシュートまで持っていく、もしくは奪われたら即時奪還(トランジションプレス)を試みる。即時奪還できればいいのだが、出来ないと大きなリスクがある。これがグランパスの攻撃の裏だ。そうこれがこの試合マリノスがカウンターを炸裂させた要因の一つ!

攻撃参加するSBの裏のスペース誰が守るの?上がったCHのスペース誰が守るの?この他にも、グランパスは攻撃時は配置を崩して攻撃を展開するので、小さな開けちゃうスペースもよく目立った。マリノス4トップちびっ子軍団は快速揃い。度々ボールを受けてカウンターを炸裂させていた。試合経過とともにまだまだカウンター炸裂するのでお楽しみに!

グランパスは風間さんが良く言う、攻守一体となったサッカーがもしかしたら出来ていなかったのかもしれない。毎回攻撃を完結させてしまえばよかったのだろうが…攻撃をしながら守り、守りながら攻撃をする。攻撃しながら守ることが出来なかったのかもしれない。サッカーは表裏一体。これがこの試合のグランパスの攻撃においての表と裏だったかなと。攻撃の切れ味、クオリティは流石だった。すごい攻撃力だった。最後のフィニッシュ…

マリノスは逆に言うと守りながら攻めれたのかもしれない。守れていたとは言いがたいかもしれないが…やられてもおかしくないシーンは盛りだくさんだったけど、カウンターも盛りだくさんだった!

マリノスのビルドアップ

20分 をすぎるとだんだんとマリノスのビルドアップが見えてきた。まずは自陣から相手陣地に入る時だ。こちらもグランパス同様に、ボールを動かし、選手の出入りを繰り返しながらビルドアップを試みる。グランパスの守りもハイラインで前からガンガンくるので剥がしてしまえば簡単にビルドアップが完結する。

グランパス前線の選手、CHも含めてマリノスの選手にマンマーク状態でプレスに行く。マルコスは結構ぼかされている感じで、フリーだったりする。対角のボールが入って前を向くシーンもあった!あとはグランパスの右サイド前田が畠中にプレスに行く時が結構あった。そうするとSBのティーラトンがフリーでボールを受けて運べるシーンが!

そしてもう一つは、また前田サイドのハーフスペース!グランパスは自陣に押し込まれた時は4-4-2でブロックを形成する。それに対してマリノスはハーフスペースでよくボールを引き出して、ゴールに迫っていた!特にグランパスの前田のサイドのハーフスペースだ!2点目ゲット!

28分 畠中から扇原へ縦パスが入る!扇原がハーフスペースでボールを引き出し前を向く!
グランダーのクロスを仲川に合わせるも惜しくも流れた!

ここのハーフスペースが試合通して空いてた!よく狙って使えていた!

30分にも扇原がハーフスペースで受けて喜田へパス。喜田→畠中→もう一度扇原が受けてダイレクトでフリックパス。大外に張る遠藤へ素晴らしいパスが通り、ドリブルで持ち運びクロス。仲川が合わせるもゴールならず!31分にも畠中から扇原はハーフスペースでボール受けてゴール前のマルコスにパスを出した!

この時間帯ボールをテンポよく動かしながらグランパスを押し込んだ。マルコスのサイドチェンジ、マルコスからエリキが斜めのランニングでゴール前に侵入したりといい攻撃が目立った。

しかし、グランパスの両SBの上がりをどう守るの?誰が付いていくの?ブロック敷くの?と言う問題は解決されないまま、大外を使われて攻め込まれるシーンもあり今度は耐える時間に!

やっぱり喜田さん

開始早々のハイテンションとは少し落ち着いた時間帯に。ボールを持ったら両者相手陣内に押し込んだりシュートで終わるシーンは変わらずだが、しっかりボールを繋いで相手の配置や出方を見ながらボールを動かすようになってきた。

そんな時間にマリノス待望の追加点!
39分 起点は喜田さん!中盤で体を張ってボールを奪い左の遠藤へ!遠藤そのままドリブルでペナへ侵入!グランパス4人寄せてきたがお構いなし!一度切り返して柔らかいクロスをあげる。それを受けたエリキが胸トラからバイスクルスーパーシュート!!すげーゴールだ!

40分 再び左のハーフスペースでボールを受けてチャンス!畠中の縦パスをティーラトンがハーフスペースで受ける。前を向いて仲川へスルーパス!惜しくもオフサイド!

お互い攻めまくった前半が終了!
決定機の数もそれほど差はなかったかが、マリノスが2点リードでハーフタイムへ!
マリノスの守備はやっぱり気になる。改善されるかな?

さぁ!後半へ!

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後半kickoff!

マリノスボールでkickoff!48分エリキがボール奪取!トランジションの意識は高いのかも!そこから扇原から左のハーフスペースに立ち位置をとった遠藤にボールが入りミドルシュート!前半同様グランパスの右のハーフスペースは空くみたいだ!

51分 はい、また左サイドの和泉がドフリーだよ!右からのサイドチェンジ全部チャンスになる勢いや!決定機だよ!どうするよ広瀬!エリキ!グランパスの右サイドにはティーラトンはよく対応できている感じ!

そんなこんないって攻められながらもカウンターは相変わらず炸裂させるマリノス。そして、56分グランパスのCKを奪い取りカウンター発動!ちびっこ4トップが快速飛ばし、仲川がペナにボールを持ち込み宮原に引っ掛けられて再びPK獲得!そしてこのプレーで宮原退場に…

マルコスしっかり流し込み3点目!

宮原の退場を受けてグランパス動く。前田に代えて太田を投入して、3-4-2のような配置にチェンジ!

62分 畠中からハーフスペースでティーラトンが縦パス受ける。それを起点にティーラトン強烈なシュートを放つ!またハーフスペース使った!

果敢に攻めるグランパス!

1人少なくなったグランパスだが、攻撃の手は緩まない。変わらずに攻撃には多くの人数をかけマリノスを押し込む。そしてやっと1点をもぎ取る!

69分 マリノスを押し込み、シミッチが前向きでボールをもち縦パスを打ち込む。CBの中谷がボールを拾い、クロスをあげてジョーが押し込んだ!マリノスも人はいたがそのブロックをこじ開けるゴール。少しの穴を見逃さないシミッチの縦パスは見事だった!

グランパスの勢いはまだ落ちない。攻撃の手を緩めない!守備でマリノスからボールを奪うシーンも出てきた!

マリノスは度々、サイドでボールを狩られるようになった。グランパスがシステムを変えたのも理由の一つだ。

グランパス1人少ないがサイドに入ったらボールにアタックすると言う明確な守備の基準点はあったようだ。74分にはエリキが75分にはティーラトンがガツンとプレスを受けて前向きにグランパスにボールを奪われてピンチを招いてしまった!

3点目を奪った以降のマリノスの試合運びは少しはっきりしない部分があったかもしれない。数的優位という状況も踏まえてもう少し違う戦い方もできたかもしれない。

といっている間に、グランパスの選手も当然疲れが見え始め、より前がかりに点数を取りにくると、そうカウンター発動です。

4点目、5点目

77分 グランパスのカウンターをマリノスが受けるが、マリノスがカウンター返し!エリキが右サイドを爆走して、最後は遠藤が押し込み4点目!

81分には大津がマルコスに代わり入ってくる。大津がすぐに仕事をする!

83分 エリキがスローインを受けうまく反転し、右サイドに流れた大津へ。大津が右サイドをドリブルし、中央へセンタリング。エリキが中央でフリックを打ち、最後は逆サイドでフリーの遠藤が流し込んで5点目!遠藤は2得点1アシスト!エリキは1得点1アシスト!

大津の途中交代の活躍っぷりはすごいな。

トドメの5点目を入れたマリノス。このままスコアは動かずにタイムアップ。マリノスが5点を奪い、3連敗ストップ!久しぶりの勝利を掴んだ!5得点を奪った攻撃力は見事!

しかし、守備はどうだったかな?ここからは少し、マリノスの守りについて。

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マリノスの守り

よかった部分も改善が必要な部分両方あった感じですな!

よかった部分!

マリノスは基本前プレ!グランパスはショートパスを繋いでビルドアップを試みる。もう一つの特徴は苦しくなった時のジョーへのロングボールだ!そこを踏まえた前プレを出来ていたシーンもあった。チアゴも流石の強さだったね!畠中もよく頑張っていた!簡単にはジョーにボールを収めさせなかった!

それだけでなく、喜田と扇原のセカンドボールを拾う意識も高かったように感じた。前線ちびっ子軍団の前プレに合わせて、中盤へのプレスを気にしつつ、蹴られたセカンドボールを回収する準備が出来ていたのは良かった!

左サイドの遠藤のSBへのプレスに合わせた後方のスライドも良かった!遠藤が出ると↑図のように選手がスライドしてボールにプレスに行けていた。まあ、剥がされるシーンもあったけど、それはグランパスがうまかった!

右サイドのプレスは少し改善の余地が。丸山から一気に広瀬の裏を取られてしまうシーンも前半にあった。SBの吉田とSHの和泉がクロスしてマークを外したりと、グランパスも工夫していたのもあるが、改善の余地はあった!声かけ合おう!

改善あるかも!

これはどこの相手も狙ってくるところでだよね!マリノスの逆サイド!マリノスはボールサイドにチーム全体が圧縮してプレスをかけるから、逆サイドがよく空く。やられる多くのパターンはこれ。グランパスにもなんどこの形で崩されたことか…

どうする?まず根本的にボールサイドに圧縮するんだったら、逆サイドに蹴られちゃダメだよね。時間とスペースを奪いにいく為に圧縮しているんだから、ただただ逆サイドに広大なスペースを相手にプレゼントしているだけになっちゃうからね!

もし、ボールホルダーにプレスがかかっていないのであれば、逆サイドも意識した立ち位置を取らなきゃならない。特に逆サイドのSBとSHの立ち位置がめっちゃ大切になる。ボールウォッチャーになりすぎずに自分の背中を気にして立ち位置を取ろうとすれば、自然とどこに立てばいいかは分かるはずだ。

あとは、上がってきたSBは誰が見るんだ問題!SHが下がるのか。SBがプレスに行ってそれに合わせてスライドして、逆サイドの大外を捨てるのか、ここの守備の基準点ははっきりしてもいいのではと。エリキはもう少し戻って欲しいが!

ボールにアタックするという事は自分の守っているエリアを空けるという事でもある。時にはディレーさせて味方のサポートを待ったり、チームのスライドを待ったりする時間を稼ぐことも必要かもしれない!

こんな感じです!
守備にもよりこだわって更なる進化したマリノスに期待しております!

ちびっ子4トップの攻撃力は凄まじかった!
早すぎ!
次節も破壊力抜群な攻撃力に期待しております!

【公式】ハイライト:名古屋グランパスvs横浜F・マリノス 明治安田生命J1リーグ 第24節 2019/8/24
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