現代サッカーにおいて、CBに求められる能力は多くなり、CBの役割は進化していっています。デカくて強い、強靭さが求められるポジション。それプラスα細かな動きが求められる俊敏性、速いアタッカーに対応するスピードも求められるようになってきました。そして現代サッカーにおいてCBには守備だけではなく、攻撃の起点となる能力も求められるようになってきています。世界トップレベルのCBは高い攻撃的要素も標準装備しているようになってきましたね。
CBのビルドアップ能力はチームに与える戦略や戦術に大きな影響を与えます。その中でも今回は【CBの蹴れる力】に焦点を当てたいと思います。【CBが蹴れる】力はチームに大きな利点を与えてくれます。現代CBには必要な能力の一つかもしれません。
【CBが蹴れる】とは?
言葉の通り、CBがボールを蹴ることです。
それだけでは説明不十分ですよね。
- より遠くに蹴れる(50m以上)。
- 早いボールが蹴れる。
- 対角線に蹴れる。直線に蹴れる。
- 正確にスペースに、人に蹴れる。
これに加えて両足蹴れたらもっと最高ですね。
この4点を今回の内容では、【CBが蹴れる】と定義します。
なぜ?50メートル以上?
それはボール保持時にボールがサイドにある時に、そのボールをCBが受けた時に逆サイドにサイドチェンジをパスする距離、CBがボール保持した時に、相手の最終ライン裏のスペースまでの距離を考えた時に、だいたい50メートル以上は必要かなと推測した結果です。試合の中でCB蹴る最も長い距離を想定して、50m以上は必要だと思いました。もちろん、その距離より短いパスのスキルも重要です。

なぜ?早いボール?
それは、例え正確な50メートル以上のボールがサイドや相手の背後に通ったとしても、ボールがフワリとスピードが遅い場合には相手のアプローチを受けやすくなる為。また、ボールのスピードが遅い為にパスが通らないこともある為(長いボールの移動中に、相手に寄せられてボールを奪われたり)。なので、出来るだけ早いボールが蹴れた方がいいよね!となりました。

対角線に蹴れる、直線に蹴れる。これも重要ですね。対角線には蹴れるけど、直線は苦手って選手も少なくないはず。単純に遠くに蹴れれば言い訳ではない。それは最後の項目の正確に蹴れることにも繋がります。どんなに遠くに、早いボールが蹴れても狙ったスペースに、人に蹴れなければ、ボールは相手のボールになってしまう確率は上がってしまいます。
これらをまとめると、
スペースや人に正確かつ早いボールを、対角線、直線的に50メートル以上の距離を出して蹴れること。
このように定義します。
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それでは「CBが蹴れる」効果を理解し、よりサッカーの沼の世界へいきましょう!

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